学校現場に教員・院生が定期的、継続的に授業研究に入り、秩序形成の主体を育てるという目標のもとに構築されるカリキュラムや指導方法、教育内容、そしてそれを取り巻くコンテクストに関して、モジュール化された研究が統合的に行われています。
センターの活動
現在の活動
本センターは5つのユニットと相互に関連して、進行しています。
学校教育改善ユニット
新しい教育関係ユニット
新しい教育関係を構築しようとする学校を教員や臨床心理学を学ぶ院生が訪問し、教師とともに対応を考えています。不登校、いじめ、問題行動など、現代にみられる不適応行動を単なる「問題」と捉えず、新たな力動的秩序形成への契機とみなして、その秩序の解明に取り組んでいます。また、現代においては、これまでの家族の枠組が揺らいでおり、新たな法整備、離婚をめぐる親子間の調整など、様々に生じる問題について取り組んでいます。
学習空間創造ユニット
図書館等の施設における新たな交流空間の創造実践から力動的秩序形成の在り方をさぐっていきます。
国際関係ユニット
グローバル化の動き、あるいは社会変容によって教育制度や教育そのものが変容を迫られています。そうした変容に制度・政策レベルでどのように対応しつつあるのかを明らかにしています。
E.FORUMユニット
現在の日本においては、学校や地域の教育改革を推進するスクールリーダーの育成・力量向上が求められています。E.FORUMでは、各種の研修や実践交流の機会を提供することによって、教師のライフコース全体を見通した力量向上のネットワークを築くことをめざしています。
令和2年度京都大学全学経費の助成を受けて活動しました。
提言まとめ(「ポストコロナ時代における新たな学校モデル」)の詳細はこちらをご覧ください。
これまでの活動記録はこちらをご覧ください。
これまでの活動
平成25年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)基盤研究Aの助成を受けて活動していました。
①子どもの生命性と有能性を育てる教育・研究推進事業
②平成25年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)基盤研究A
「学校を中心とする教育空間における力動的秩序形成をめぐる多次元的研究」
↓これまでの活動についての報告書はこちらをご覧下さい。↓
京都大学学術情報リポジトリ(KURENAI)
円環する教育のコラボレーション
※リポジトリの閲覧方法についてはこちら→
↓これまでの活動についてのシンポジウムはこちらをご覧下さい。↓
知的コラボの会
過去の開催記録はこちら。
刊行物