新しい教育関係ユニット
学校や家庭における新しい教育関係とはどのようなものか、そうした関係は個々人にとってどのような意味をもつのかについて考えています。教育関係とは、教師・児童生徒関係、親子関係のみならず、友人関係、パートナー関係、カウンセラー・クライエント関係、学校・児童生徒関係など、教育にまつわるさまざまな関係を包含するものと捉えています。
不登校、いじめ、非行、SNSトラブルなど、現代における不適応的な事象を、単なる「問題」と捉えず、新たな教育関係が創出される契機とみなして、その機序の解明を目指しています。
また、離婚、多様なパートナーシップ、ステップファミリーの増加など、慣例的な家族の枠組みが揺らいでいることに目を向け、そうした状況下において生じる教育的・心理的問題について取り組んでいます。
本ユニットにおける過去の取り組み
不登校特例校(現:学びの多様化学校)への支援
新しく開校された不登校特例校は、前例がないために、授業の進め方、校則、教師の生徒へのかかわり方など、学校運営のあらゆる面を新しく整備しなければなりませんでした。
教育委員会から依頼を受け、本研究科(臨床心理学教室)の教員や院生が同校に入り、学校運営について同校の教師とともに検討し、助言を行いました。こうした取り組みは、「学校とは何か」という教育の根本問題を、現場の教師と一緒に問い直すことでもあったと考えられます。










