西 見奈子准教授(運営委員)

参加プロジェクト
新しい教育関係ユニット

臨床心理学、精神分析、精神分析史

 臨床心理学の中でも特に精神分析における理論、またその歴史について研究をおこなっています。また、最近は日本の臨床心理学の中でジェンダーの問題がどのように扱われてきたかという点に関心を持ち、研究を進めています。
 成果としては、『いかにして日本の精神分析は始まったか―草創期の5人の男と患者たち―』(みすず出版、2019)、編著書に『精神分析にとって女とは何か』(福村出版、2020)、『教育相談支援 子どもとかかわる人のためのカウンセリング入門』(2010、萌文書林)。共著書に「ライフステージを臨床的に理解する心理アセスメント」(金子書房、2021)「いのちを巡る臨床~生と死のあわいに生きる臨床の叡智」(創元社、2018)他。

平成25年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)基礎研究A「学校を中心とする教育空間における力動的秩序形成をめぐる多次元的研究」