第78回「知的コラボ」の会(開催報告)
教育実践コラボレーション・センターでは、2026年7月23日(木)に、教育学部本館第1会議室において、第78回「知的コラボ」の会を開催しました。(フライヤー)
今回は、京都大学大学院教育学研究科・臨床心理学講座の田附紘平准教授に「心理検査から見た優秀な数学者の創造性」というテーマでご講演いただきました。講演ではまず、心理学における創造性の概念について説明され、その定義や測定法を紹介されました。今回の研究で用いた心理検査に関する解説の後、心理検査の結果から見えてくる、常識にとらわれない視点や熟考性、苦悩に対する知性化といった数学者の創造性の特徴が示されました。最後に、創造性の育成方法を検討していく必要性など、今後の課題が紹介されました。
教育学部だけでなく他学部の学生や教員を含めた質疑応答では、創造性の高い生徒が学校生活で抱えうる潜在的な問題、数学的直観を研究の俎上に載せること、創造性の捉え方、ロールシャッハ・テストの性質などに関する質問が寄せられました。総じて、学問における創造性を問い直す貴重な機会となりました。












