第67回「知的コラボ」の会(開催報告)

 教育実践コラボレーション・センターでは、2025年9月30日(火)に、教育学部本館第1会議室において、第67回「知的コラボ」の会を開催しました。(フライヤー)

 

 今回は京都大学学生総合支援機構・障害学生支援部門(DRC)/ディスアビリティ・インクルージョンセンター(DIIN Center)の村田淳准教授に「発達障害のある学生の修学支援について——合理的配慮の観点で考える」というテーマで話題提供をいただきました。高等教育における障害のある学生の現在や全体の推移、社会的障壁の除去・軽減としての「合理的配慮」の定義、中等教育までの支援との違い、また欧米などの諸外国と比較した日本における社会的対応の特徴などを、実務でのご経験も交えて紹介していただきました。

 

 学生や大学教員を交えたフロアとは、支援の困難や意義などが議論され、今後の大学教育における修学支援だけでなく、中等教育や卒業後の社会との接続も含めて支援を考える有意義な時間となりました。 

 

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