第62回「知的コラボ」の会(開催報告)

 教育実践コラボレーション・センターでは、2025年5月28日(水)に、教育学部本館第1会議室において、第62回「知的コラボ」の会を開催しました。(フライヤー)

 

 今回は「大学教育を考える連続研究会(1)」として、教育学研究科・高等教育学コースの田口真奈准教授に「曖昧化する通信制大学と通学制大学の境界から考えるこれからの大学教育」というテーマで話題提供をいただきました。コロナ禍を経てさらに変わりつつある大学の通信制教育の動向と大学側・学生の意識、さらにそうした実態から見えてくる大学の「通学制」教育の意義が検討されました。 

 

 実際に現在大学に在籍する大学院生も参加したフロアを交え、通信制大学と峻別されるべき「通学」の意義、大学のキャンパスが持つ独自性に関する意見・感想などが議論され、今後の大学教育を考えるにあたり有意義な時間となりました。

 

 次回の第2回「大学教育を考える連続研究会」ではオンライン教育を活用する大学として注目されている「ミネルヴァ大学」を取り上げる予定です。

 

 

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