第74回「知的コラボ」の会(開催報告)
教育実践コラボレーション・センターでは、2026年5月14日(木)に、教育学部本館第1会議室において、第74回「知的コラボ」の会を開催しました。(フライヤー)
今回は京都大学大学院教育学研究科・教育人間科学講座の高谷掌子講師に「西田幾多郎のキャリアと『善の研究』」というテーマで話題提供をいただきました。京都学派の中心人物として世界的に知られる西田幾多郎のキャリアと、主著である『善の研究』に関する通説の整理、海外での受容、思想的影響などを紹介していただきました。また、特異で紆余曲折な西田の学歴、帝国大学選科生として哲学の道へ進んだ経緯が、当時の制度的背景とともに紹介されました。
フロアを交えた議論では、日本の教育制度の転換期が西田の自由な生き方に与えた影響や、日本哲学における『善の研究』の位置づけが検討されたほか、高谷講師が西田幾多郎記念哲学館での調査業務を通して得た西田像についても紹介されました。加えて、家族や交友関係に触れつつその人格が論じられ、同書の現代教育への応用可能性についても議論が深められました。












