第55回「知的コラボ」の会(開催報告)
教育実践コラボレーション・センターでは、2024年5月30日(木)に、総合研究2号館 第一講義室において、第55回「知的コラボ」の会を開催しました。(フライヤー)
今回は、グローバル教育展開オフィスのパク・ジュナ講師に「社会・文化心理学はグローバルな課題とどう向き合うか: 多文化主義と気候変動問題を中心に」という内容で話題提供していただきました。まず、これまでの心理学研究で明らかになってきた心の動きの「人類普遍的な特性」と「文化によって異なる属性」について示し、そのうえで、心理学的研究がグローバル社会の問題を理解し解決するために貢献できる領域として、異文化適応研究と環境心理学研究の知見についてご紹介いただきました。
フロアからは「将来不安とHappiness」の関係や「well-beingの構造に関する文化差」などに関する様々な質問や意見が述べられ、議論を深めることができました。
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