新しい交流空間プロジェクト

野殿・童仙房での生涯学習の取り組み

京都府で唯一の「村」である相楽郡南山城村の野殿童仙房地域全体を対象に教育学研究科のフィールドとし、住民との協働で新しい教育空間を創造する試みに着手する。そのため、2006年3月に統廃合となった旧野殿童仙房小学校を拠点として、京都府や、南山城村(野殿童仙房地域)の協力を得つつ、具体的なパイロット・スタディを院生中心に多様な側面から追求している。

   〈 主な活動 〉
      ★院生の研究と地域の諸問題を相互にリンクさせる場を創出する。
      地区と地区外の子どもを対象に学習と遊びのサークルをたちあげる。
      地元ボランティアグループや「生活クラブ生協大阪」などの団体と協働して、子どもから
     
高齢者まで多様な学びの空間を創出する。
      区民に広報誌「風と雲の便り」を定期発行し、インターネットで公開する。

   活動の特色
   ・地域全体をフィールドとして、院生の独自な調査研究活動が可能である。
   院生と住民の「学びの相互交流の場」を設けている。
   既成「フィールド」に入るのではなく、地域住民とともに問題解決のための、理論と実践を融合させた
    新しい学びの空間を創出する、ことなどにある。

⇒本活動についての詳細は、野殿童仙房生涯学習推進委員会のホームページ
 (http://souraku.net/manabi/)もご覧ください。

京都府立ゼミナールハウスを拠点とする京北地域での調査・実践研究

近年、「京都府の生涯学習の拠点施設」として位置づけられた京都府立ゼミナールハウスとの協同において、大学の教育・研究と「地域」をつなぐ実践的活動を目指している。

 

2013年11月、ゼミナールハウスを拠点に京北町および周辺地域において、院生・学生主体で取り組みを開始した。

 

     ①地域リソースの掘り起こしと活用    ②地域課題の改善・解決にむけた活動

これは、文科省補助事業「地(知)の拠点」プロジェクトの一環として2014年度から始まる授業「京都の地域課題・地域リソース実践学」と連動しており、地域の人々から学びつつ、地域の人々とともに取り組むをことを重視するものである。

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  [2013年度中の活動]

   ①京北地域のリソースに関するホームページ立ち上げ

   ②京北地域入門のパンフレットの作成

   ③来年度以降の「地域リソースマップ」づくり、「地域活性化に向けた新たな地域検定づくり」

    などのアイディアの具体化に向けた準備作業を行う

異業種専門職比較研究・異業種連携教育(Interprofessional Education)のプログラム開発

現代社会の多様な専門領域の人材育成において教育担当者が抱える諸問題には、明らかな相違点と同様、多くの共通点や類似性が見出される。これらのアクションリサーチ的な実態調査とともに、「専門職教育」のコアになる諸原理やノウハウを領域横断的に明らかにする実践的取り組みとして、多彩な業種の専門職者・専門職教育者とともに研究会や学習会、実践共同研究などを行っている。

【2011年3月・2013年3月】

 成人・生涯教育の世界的な権威であるPeter Jarvis(英国・サリー大学名誉教授)をお迎えし、シンポジウムや
 IPEセッションを開催した。

 

【2013年3月23日】

 「職業人の成長と経験をシェアする-英国成人教育・生涯学習研究者ピーター・ジャービスとともに-」

  医師、看護師、助産師、企業教育担当者、学芸員、ユースワーカーなど多彩な領域の専門職教育者が
  ワークショップに参加し、グループワークや議論を行った。

 

【2014年3月8日】

 「究極の現場からProfessionalism とInter Professionalismを考える

  -国際⼈道組織ICRCの活動をシェアし語り合う」

  京都⼤学総合博物館の特別展⽰「戦場の『いのち』に寄り添う」も取り上げたICRCの活動を題材に、

  多彩な領域の専門職教育者がワークショップに参加し、グループワークや議論を行った。