センター長:桑原知子教授(運営委員)

心理臨床学:人格心理学

博士論文のテーマは「人格の二面性について」。その後も「もう一人の私」をテーマとして研究を続けている。(「もう一人の私」創元社)
 また、学校現場におけるカウンセリング(「教室で生かすカウンセリング・マインド」日本評論社)や、家庭裁判所調査官との共同研究など、心理療法を広い視野からとらえ、かつ、その本質を深く追求することを目的として、研究、実践を行なっている。こうした研究を通して、心理療法の実践、普及に努め、社会へとその成果を還元することを目指している。

(1)心理臨床:心理臨床の実践の中で出てくるいろいろな問題、技法、考え方などについての研究。心理療法の本質 について、認知心理学、社会心理学とも協同しながら、探求している。

(2)学校臨床:学校現場におけるカウンセリングについての研究。教育現場における実際の症例に臨みながら対応するとともに、国際比較を交えた調査を行いながら、問題の解明や改善策の提供を目指している。

(3)司法臨床:司法現場(少年事件、家事事件)における心理臨床学的アプローチについての研究。特に「解離」や「行動化」といった、現代社会特有の病理現象について検討している。

(4)適応に関する研究:南極や宇宙といった極限状況で、人はどのようにその環境に対して適応していくのかといった点に関して、実際の面接や調査を行いながら、検討を行っている。

<主な著書>

『円環する教育のコラボレーション』共著 P9~
<序章>子どもの生命性と有能性を育てるために : 「コラボレーション」という枢軸をたよりとして

http://hdl.handle.net/2433/176395