広瀬 悠三准教授

参加プロジェクト

教育人間学・教育哲学:世界市民の教育人間学

 国境を超えた教育、人間を超えた教育と人間形成を、世界市民性や場所的地理性、また信頼といった契機を手がかりにして、哲学的・人間学的に研究している。教育実践としては、理論と実践の相互連関から立ち現われる、もの作りや芸術的活動、さらには信頼を基にした道徳的・宗教的教育実践に注目している。

 成果としては、『カントの世界市民的地理教育―人間形成論的意義の解明』(ミネルヴァ書房、単著、2017年)、『信頼を考える―リヴァイアサンから人工知能まで』(勁草書房、共著、2018年)、『シュタイナー教育100年―80カ国の人々を魅了する教育の宝庫』(昭和堂、共著、2020年)、などがある。

平成25年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金)基礎研究A「学校を中心とする教育空間における力動的秩序形成をめぐる多次元的研究」